2003年度 フライブルク音楽大学 菊本和昭
学部
音楽学部
音楽学部・大学院音楽研究科
年度
2003
氏名/専攻
菊本和昭 Kazuaki Kikumoto, trumpet/管・打楽器(トランペット)
プロフィール
京都市交響楽団を経て、2012年よりNHK交響楽団首席トランペット奏者に在籍中。
京都市立芸術大学首席卒業および同大学院首席修了。フライブルク音楽大学及びカールスルーエ音楽大学にて学ぶ。日本トランペット協会設立20周年記念トランペット・コンクール、および第19回日本管打楽器コンクール、第72回日本音楽コンクール第1位。第4回済州ブラスコンペティション第2位。07年、第3回リエクサ国際トランペット・コンクール第3位。エルスワース・スミス国際トランペット・ソロ・コンペティション第2位およびChosen Vale賞受賞。2016 International Trumpet Guild カンファレスに招かれ、リサイタルと協奏曲を好演。18年秋には、リッカルド・シャイ―率いるルツェルン祝祭管弦楽団に招かれ好演。東京藝術大学非常勤講師。
2021年2月、2枚目となるソロCD「JOKER」をリリース
© Lasp Inc
フライブルク音楽大学交換留学第1号・菊本和昭です。留学の思い出はあるのですが写真が残っていなくて… ごめんなさい。当時教授を務めていらっしゃったA. プログ先生が「一切楽器を吹かないでレッスンするスタイル」というのは知っていたのですが、最後のレッスンでおもむろにマーラーの交響曲第3番のポストホルンソロを「特別だよ」といって実演してくださいました。あの澄みきった音色と音楽は忘れられないです。そういえばそのころはヴァイオリンの樫本大進氏も在籍しており、一度だけオーケストラの授業を共にしたことがあります。今思えば写真撮っておけばよかったな… フライブルクは大きな街ではありませんが、歌劇場あり、コンサートホールあり、自然あり、マニアックな楽器屋さん(しかも2軒!)あり。2003年10月〜2004年2月という短い期間でしたが、私にとって初めての留学生活は深く記憶に残るものでした!