2011年度 ノヴァスコシア美術・デザイン大学/カナダ 高木あすか
学部
美術学部
美術学部・大学院美術研究科
年度
2011
氏名/専攻
高木あすか/漆工
プロフィール
氏名:高木 あすか
学年:4回生
学部:美術学部
専攻等:漆工
留学先:ノヴァスコシア美術・デザイン大学(Nova Scotia College of Arts and Design)/カナダ
留学先専攻:金属工芸
留学期間:2011年9月~12月
留学行動記録
8月26日 | 日本出国 |
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8月26日 | ハリファックス到着/ホームステイ先に滞在 |
8月27日~9月1日 | 周辺探索 |
9月2日 | 大学訪問・事務室で入学手続き |
9月6日 | オリエンテーション |
9月7日 | 授業スタート(月火金曜日は授業) |
9月13日 | 授業登録締め切り |
11月10日 | 中間成績 |
12月13日 | 最終プレゼンテーション&最終成績/Fall term終了 |
12月14日 | ホームステイ先出発 |
12月15日~17日 | モントリオール旅行 |
12月17日~25日 | ニューヨーク旅行 |
12月26日 | ニューヨーク出発 |
12月27日 | 日本帰国 |
渡航~オリエンテーションまで
1.学生証とバスパスの受け取り
健康保険証($263)、学生証、バスパス($204)と授業で使う材料費($160)の支払い。私の場合、3つの授業を登録していましたが、一つだけ、人数が多すぎて、登録ができていませんでした。2つだけでは6単位しかなく、学校からバスパスをもらうためには9単位必要なようです。結局、希望の授業は登録を取り消す人がいて、登録することができました。
まだ登録がちゃんとされていないクラスがある場合(waitlist)、学校から渡されるStudent Webmail(*1)とStudent adviser(*2)の小まめなチェックが必要なようです。
2.在留届けの申請
インターネットから簡単に申請ができました。
学校から渡されるメールアドレス。学校のHPから開く。事務からの連絡やギャラリーの展示などの情報がわんさか来る。これに〝空きができたから、いつまでに登録申請をしてください″というメールが送られる。
(*2)Student adviser
ネットから授業登録や変更、授業内容を見ることができる。これも学校のHPから開く。クラスに空きができたらこれで登録する。登録をしなければ次のWaitlistの人に回されてしまう。
授業や制作について
授業内容はすべて英語ですが、実技なので見ていればなんとなくわかります。メモをとることをお勧めします。しかも、親切なことに課題の説明が記してある紙が渡され、授業の日程予定も渡されるので、怖い事無しです。スケッチブックは英語がわからないので必需品です。もっぱら絵で説明します。私のクラスはすべてイントロだったので、最初にある程度必要なツールは渡されました。丁度取っていたクラスの先生が近くで個展をしていたので、授業の一環で見に行って、色々説明をしてもらいました。CAD/CAMのパソコンの授業だけはなかなかついて行くのが大変でした。授業は作業工程を踏まえた課題が毎回出され、作業のデモがあります。アイディアスケッチは毎回チェックされ、締め切りの日にプレゼンテーションがありました。
授業外でもテクニシャンの方が常時いてくれているので、分からないことがあればすぐ聞くことができます。スタジオは早くから遅くまで使うことができる。セキュリティーがしっかりしているので、安全安心。しかし、私の場合は制作過程で火を使わなければならず、ガスはテクニシャンがいる時間帯10時から22時までしか使えませんでした。
現地の暮らしについて
秋は色が変わってとても風景が綺麗でした。バスで行ける範囲で綺麗な場所がたくさんあるので、いろんなところに行くといいと思います。いたるところに大きな広場や自然をたっぷり残してある場所があります。言うほど寒くはなく、びっくりするぐらい寒くなるのは1月からです。また、ハロウィンの行事が本気で、子供たちがコスチュームを着て、家々を回り、お菓子をもらう。家々もお菓子をたくさん用意して待っています。でも、年々子供が来る数が減っているようでした。
授業やプロジェクトの成果発表等
一課題が終わり次第、クラス内でのプレゼンテーションのみ。
留学を終えての感想
英語がうまくしゃべれなく、プレゼンのときや友達と話すときがつらかった。授業は見ていればなんとなく理解できるので、あまり困りませんでしたが、やりたいことを十分に伝えるのには絵を描いたりして説明したりして時間がかかりました。みんな本当にフレンドリーだったのでもっと話せばよかったなと思いますが、ありきたりな質問などには答えられても、やはり、何を言っているのかが、ものすごくわからなかった。勉強してきた英語と、話す英語とのギャップを感じました。