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2014年度 ノヴァスコシア美術大学/カナダ 桐本夏希

学部
美術学部 美術学部・大学院美術研究科

年度
2014

氏名/専攻
桐本夏希/プロダクトデザイン

プロフィール

氏名:桐本夏希
学年:3回生
学部:美術学部
専攻等:プロダクトデザイン
留学先:ノヴァスコシア美術・デザイン大学(Nova Scotia College of Arts and Design)/カナダ
留学先専攻:金属工芸
留学期間:2011年9月~12月

留学行動記録

8月15日日本出国
8月16日Halifax到着/ホームステイ先へ到着
8月18~29日語学学校
9月2日全体オリエンテーション・留学生オリエンテーション
9月3日留学生オリエンテーション
9月6日授業開始火曜 Intro Jewelry水曜 Wood and Metal木曜 Ceramic金曜 Hollowware
12月10日授業最終日
12月12日ホストファミリーとお別れ/NYへ旅行
12月17日トロントへ旅行
12月19日トロント出発
12月20日日本帰国

授業や制作について

ジュエリーデザインを2クラス(ジュエリーとホーローウェアー)、陶器轆轤のクラス、金工と木工がセットになっているクラスの4つの授業を履修しました。1授業につき3~4時間、それぞれに課題が出されて期日までに仕上げるのですが、授業によって課題の分量はまちまちでした。ジュエリーの授業では、指輪、ブローチ、ネックレスなどの指定がありましたが、ホーローウェアー(hollowware=深い食器類)の授業では金属を使う事、接合、表面の加工や研磨などのスキルを使う事を満たしていれば、何でも作ることが出来ました。

どの授業も生徒は7、8人程度で、内容は、基本的に課題のデモンストレーションと参考資料の説明。授業時間外に課題を仕上げます。スタジオは24時間使用できますが、設備によっては利用時間に制約がありました。ジュエリーデザイン科の学生は休日など関係なく、制作のために毎日スタジオに通い、締切の前は徹夜する事もありました。

現地の暮らし・語学について

カナダは、人間も食べ物も乗り物もサイズが大きく、人種も国籍もさまざまな人が暮らしています。ハリファックスは大学が4つほどあり、全体的に学生に優しい町です。バスも現地の学生は無料でパスが購入でき、スーパーやドラッグストアでは学割があるところが多いです。小さな町で、あまり見てまわるものはありません。それを補うように芸術祭、音楽祭、コスプレ祭り、ハローウィンなど、イベントがたくさんあり、みんなノリ良く参加するので、すごく盛り上がります。

語学は、1回生の春休みに、カナダ・トロントの語学学校へ通ったので、それも少しは助けになったと思います。今回は、学校が始まる前に語学学校へ2週間通いました。その時点では発音もリスニングもまだまだでしたが、ネイティブの優しい人と少しだけなら話せるようになっていました。NSCADには日本人学生がいないので生活は全て英語です。これも英語力向上には良かったと思います。ただ、英語で話すのにはエネルギーを使うので、制作で疲れていると、誰とも話さないという日もあり、落ち込む事もありました。

留学を終えての感想

ハリファックスは落ち着いた環境で、制作に集中できました。外に出るよりも、スタジオで制作する方が自分にとって有意義と考え、ほとんどの時間をスタジオで過ごしました。先生やクラスメイトとも長い時間を共有するうちに仲良くなり、私のコースレベル以上のテクニックを教えてくれたり、アドバイスをくれたりと、本当に親切にしてもらいました。 

言葉がスムーズに伝わらなくても、意欲を見せれば、周りがいろいろとサポートしてくれるので、制作に不自由は感じませんでした。授業も自分の興味のある分野が好きなようにとれました。木、陶器、金属の授業をそれぞれ取り、幅広い素材に触れることができた経験から、資料の見方が以前とは大きく変わりました。作品に使われている素材の加工方法がイメージできるというのが、資料に対する興味を引き出す大きな要因となり、作品一つ見るにしても、その形だけでなく、作る行程なども深く考えられるようになったと感じます。

2014年度 ノヴァスコシア美術大学/カナダ 桐本夏希

学部
美術学部 美術学部・大学院美術研究科

年度
2014

氏名/専攻
桐本夏希/プロダクトデザイン

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