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2015年度 英国王立音楽大学(Royal College of Music)/ 景山須美子

学部
音楽学部 音楽学部・大学院音楽研究科

年度
2015

氏名/専攻
景山須美子/ファゴット

プロフィール

学年 音楽学部4回生
派遣先大学 英国王立音楽大学
派遣先専攻 ファゴット
2015年9月~12月

渡航〜オリエンテーションまで

私は大学が始まる1週間前に渡航して、住居や携帯電話などの準備をしました。あとは、学校が始まってすぐにオーケストラのオーディションがある予定でしたので、それに向けて練習していました。オーディションの曲目(コンチェルトとオケスタ)や楽譜は、渡航前に留学先の大学から事前にメールで送って頂いていました。

留学先大学と授業について

授業は、毎週決まった時間にあるものと、不定期のものがあります。毎週1回必ずあった授業は、英語の授業と、Performance Classという木管楽器専攻生と先生の前で演奏して、意見交換やアドバイスをし合う授業です。それぞれが良いところ・改善すべきところを指摘し合っていたことがとても印象的で新鮮に感じた上に、自分では気づかなかったことを教えてもらえたので、とても勉強になりました。

個人レッスンも毎週受けさせて頂いていたのですが、曜日や時間はそれぞれの週によって違いました。演奏に関しての考えを聞かれることもありましたが、決して私の演奏や考えを否定せずに尊重してくださったうえで、先生の意見やより良くなる方法を教えて下さったので、レッスンが毎回楽しかったです。

その他、不定期でBassoon Classというファゴット専攻生だけのアンサンブルレッスンやReed Classというリード作りについて先生からアドバイスを頂ける授業が数回ありました。オーケストラは、演奏会の1週間ほど前から本番へ向けてのリハーサルが行われ、その予定は6時間練習(分奏含む)や、3時間練習など日によって異なりました。

大学内で行われたオーケストラのコンサートには、2度出演させて頂きましたが、授業として毎週練習をするということではなく、数回のリハーサルで本番を演奏するというスケジュールなので、プロのようだなと感じました。

現地での生活・語学について

イギリスの水道水は石灰が入っているようなので、水はなるべく購入していました。10月下旬にサマータイムが終わると、夕方4時頃には暗くなるので、充分注意が必要です。11月頃からはとても寒くなりました。そして、現地は乾燥しているように感じました。地下鉄は本数が多く便利ですが、バスは遅れることが多いので困りました。

語学の授業は毎週1回ありました。その他、日常で分からない単語を目にした時はすぐに調べられるように、常に電子辞書を持ち歩いていました。

留学を終えての感想

RCMは音楽を学ぶ設備や環境が整っており、指導して下さる先生方も親切で素敵な方々ばかりでした。様々な国の留学生も多く、そのような素晴らしい環境で音楽を学ばせて頂くことができて、とても幸せでした。また、ロンドンはコンサートホールやオペラハウス、ミュージカルシアターなどがたくさんあるので、大学外でも刺激を受けることが出来ました。海外で生活し多様な文化の人々と交流する中で、自分の意見を伝える勇気やもっと自信を持つこと、積極的になることなどが人間的に成長できたように感じます。
この交換留学で経験した全てのことは、私の人生において、とても大切なものとなりました。今後はこの経験を活かして精進していきたいと思います。支えて下さった方々に心から感謝しています。ありがとうございました。

2015年度 英国王立音楽大学(Royal College of Music)/ 景山須美子

学部
音楽学部 音楽学部・大学院音楽研究科

年度
2015

氏名/専攻
景山須美子/ファゴット

KCUA International Office.

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