2018年度 ミラノ工科大学 (Politecnico de Milan)/イタリア 福谷 康博
学部
大学院美術研究科
美術学部・大学院美術研究科
年度
2018
氏名/専攻
福谷康博/プロダクト・デザイン
プロフィール
学年 修士課程2回生
留学先 ミラノ工科大学 (Politecnico de Milan)/イタリア
留学先専攻 Integrated Product Design
留学期間 2018年9月~12月
現地での生活・語学について
PRODUCT DEVELOPMENT STUDIO というのがintegrated product design専攻におけるワークショップ形式の、いわゆる実技授業に当たります。そのほかで私が取っている授業は全て講義形式で、内容はプロダクト・デザインに関する製造法やサービスデザインなどに関するものを取っています。 授業自体は午前コマ一限、午後コマ二限、といった様なタイムテーブルになっています。上記の実技授業は1日通しで行われます。実技授業は4〜5人程度のグループワークで進めていきます。この様なグループが13程と、かなりの人数がいます。内容は9月から継続して企業とのコラボレーション課題が課されています。このような多人数でのグループワークが初めての経験なので、非常に良い経験となりました。複数人で議論しながらデザインを行うので自分にはできない発見や発想があったり、批判を積み重ねて研鑽していくプロセスを踏めていることが特に良い経験になっていると感じています。
授業や制作について
近所で買い食いできるものがとても美味しいのでついつい買ってしまいます。しかしどれもベースが小麦とチーズなので健康的とは言い難い状況にあります。生野菜を食べようとカット野菜を買って食べていますが、イタリアのドレッシングはオリーブオイルと塩をかけて食べます。ケバブは野菜も多く入っているので、最近はケバブに落ち着きつつあります。またスーパーで売っている肉は基本的に硬いので(牛)、赤ワイン煮にするなど柔らかくする工夫か諦めが求められる場合がしばしばあります。
イタリア語の授業があったそうなのですが、私の勘違いで履修できませんでした。しかし滞在期間の短さと現在の忙しさを鑑みると、取る必要もなかったかもしれない様に感じています。ミラノでは基本的に英語で生活できるので、特に問題なく暮らせています。授業では専門用語を中心に知らない語彙がよく出るのでその都度調べています。他には単語帳を読んだりして語彙の増強に努めています。会話での表現に困ることは頻繁にあります。しかし他の学生もネイティブな訳ではないので、あまり気にしすぎずに経験を積んでいます。 治安に関しては,ミラノ市内に関してはさほど悪いと感じませんが、やはり外国人なので気をつけてはいます。またフィレンツェやベネチアなど観光地に行く時、郊外で活動する際などは特に気をつけています。フィレンツェで盗難にあったと同級生から聞きました。