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2022年度 ベルゲン大学/ノルウェー 長谷川真央

学部
大学院美術研究科 美術学部・大学院美術研究科

年度
2022

氏名/専攻
長谷川真央/デザイン(環境デザイン)

プロフィール

学年 修士課程2回生
留学先 ベルゲン大学/ノルウェー MA Design
留学期間 2022年8月~12月

留学行動記録

8月8日日本出国
8月9日ベルゲン到着
8月12日大学訪問・担当者と会う
8月17~19日レクリエーション
8月23~30日一つ目のコース、発表
8月末ワークショップのイントロダクション
個人制作期間(隔週でチューターとミーティング)
9月8~10日オスロへ旅行
10月24~25日スイスへ視察
10月26~28日修士制作の中間発表
10月29~11月12日ウガンダでワークショップ
11月15~22日二つ目のコース、発表
11月28日セメスターレポート締切
12月5~6日最終プレゼンテーション&講評会/Fall term終了
12月12~19日ヨーロッパ旅行(フランス・スペイン・イタリア・ドイツ・デンマーク)
12月31日アパート解約
1月3日ノルウェー出国
1月5日日本帰国

授業や制作について

授業は英語を使って行われます。学生一人一人に大きな机が与えられました。様々なワークショップの中から2つ選ぶことができます。週替わりで修士研究についてのコースがあります。8月の末に各ワークショップの研修がありましたがコロナにかかり参加できませんでした。9月までは研究内容を発表するコース、論文の書き方に関するコースがありました。10月にはモックアップのコースがあります。基本的には自分で先生やチューターにアポをとってコメントをもらいながら、ワークショップスペースを使い制作をします。私は3Dプリントのワークショップスペースを使用しています。グループで制作することはあまりなく、個人の修士研究を各自進めています。学期の最後にレポートの提出、展示、プレゼンテーションを行います。

デザインは空間デザインとビジュアルコミュニケーションデザインの二つに領域があります。私は修士2年の秋学期コースに交換留学したので、コースよりも修士制作を各自で進める時間が大半でした。10月中旬は個人制作の期間のためコースはなく、チューターやエンジニアと話をしながら各々制作を進めていました。10月最終週の3日間で修士制作の中間発表がありました。11月初週から2週間ウガンダへ行き、現地の芸術大学との交換ワークショップに参加しました(希望者のみ)。現地の材料を使い、現地の学生とアートインスタレーションを制作するというワークショップです。11月中旬には2週間かけて最終展示物を考えるモックアップコースがありました。チューターと相談しながらイラストや模型をつくり展示の構成などを固めました。11月下旬には最終レポートの締切があります。

成果発表は中間発表と最終発表の2回行いました。中間発表は他の学生も見学しており、先生だけでなく主に学生が意見を言い合うことができる会でした。最終発表は学期の最後に学内で秋学期間の成果物の展覧会と成果発表会を行いました。チューター二人と生徒の三人のみで1時間ほど研究について発表、意見交換を行いました。今後の展望についてチューターとじっくり話すことができました。

現地での生活について

ノルウェーは完全キャッシュレス化しているので現金は必要ありません。

物価が高く日本の2倍程です。雨の日が多いのでレインコートが必要です。8月の気温は16-24°程で半袖でも過ごせる快適な環境です。天気がいい日はハイキングに行くか湖で泳ぎます。三人でルームシェアしているので皆で料理をして食事をとっています。9月の気温は9-16°程で秋本番です。学生は中心街の美術館などを無料で見ることができます。ベルゲンでは頻繁に展覧会、芸術祭、アートイベント、ワークショップ、フリーマーケットを開催しているので毎日芸術に触れることができます。

ベルゲンはノルウェーの第二の都市です。人が多すぎず、海や山などの自然に囲まれとても落ち着いた心地の良い場所です。11月の気温は2~8°程で風が強いです。11月中旬から日が短くなり、どんどん寒くなっていきました。16時には暗くなるので、1日終わるのが早く感じます。クリスマスマーケットが始まり、1ヶ月前からクリスマスモード全開です。私自身もクリスマーケットに小物を出展しました。学生団体が主催のイベントが数多く学内で開催されているため、アート・デザイン両方の学生と出会うことができます。授業中、電車の中、飛行機の中でも編み物をしている人が多くて癒されます。12月中は時々雪が降っていましたが雪の本番は1月〜2月頃です。

語学について

ノルウェーへ出国する前に日本でオンライン語学学校に参加しており、引き続きノルウェーに到着した後も続けています。Tandemという語学を学びたい人に向けたベルゲン大学の授業に応募しましたが日本語を学びたいパートナーが見つからず参加できませんでした。多言語を学びたい人に向けたイベントをFacebookで探すことができます。

留学を終えての感想

今回、交換留学という貴重な機会を下さった教員の方々、教務学生課の方々に大変感謝しております。空間デザインを学び、自身の研究を追求していく中でリサーチや論理的思考と共に社会に働きかけるデザインが求められる環境に身を置き、独自のバックグラウンドや社会問題と向き合う学生と意見し合うことで自身の研究を客観視する力を養うことができました。今後デザインに携わる社会人として働いていく中で、この経験に立ち戻り精進して参ります。

また、日本に長らく住んでいると新しく出会う人が少なくなっていく中で、様々な国籍の人と出会うことができたことは私の財産になりました。デザインを学ぶことはもちろんですが、ノルウェーでの学生生活を通して文化や価値観を学ぶことができました。

2022年度 ベルゲン大学/ノルウェー 長谷川真央

学部
大学院美術研究科 美術学部・大学院美術研究科

年度
2022

氏名/専攻
長谷川真央/デザイン(環境デザイン)

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