2022年度 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート/イギリス 吉田悠真
学部
大学院美術研究科
美術学部・大学院美術研究科
年度
2022
氏名/専攻
吉田悠真/デザイン専攻(環境デザイン)
プロフィール
学年 修士課程1回生
留学先 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)/イギリス
留学先専攻 MA Architecture
留学期間 2022年9月~12月
留学行動記録
9月1日 | 日本出国 |
9月2日 | ロンドン到着/ホテルに滞在 |
9月2日〜10月17日 | アパート探し |
9月6日 | 大学訪問・担当者と会う/アパートに移動 |
9月6日 | オリエンテーション/授業登録 |
9月7日〜 | 授業スタート ・毎週、火・木がチュートリアル/その他は主 にスタジオで制作 |
10月20日 | フィールド・トリップ(ベルギー) |
12月16日 | 最終プレゼンテーション&講評会/Fall term終了 |
12月20日 | アパートを引き払う |
12月22日 | ロンドン出発 |
12月23日 | 23日 日本帰国 |
授業や制作について
現地の授業と制作についてですが、僕の場合、授業は全部で3つ受講しました。授業以外にも学期開始のオリエンテーションとしてのグループワークに二つ参加しました。
RCAの授業はすべてスタジオ制かつ制作を行う授業でした。一つの授業は一週間のうちに二回行われ、一つが制作のためのミーティング、もう一つがそのスタジオに関連するレクチャーの広聴でした。現地の学生はその他に二つの授業を受けているようでしたが、一年かけて行われる授業だったので、僕は受講することができませんでした。
現地での生活について
基本的に物価の高さはとても気になりました。ちょうど円安のあおりを受けていた時期でもあったので、外食は控え、自炊を心がけるなどしていました。
また日本とは異なり、基本的にどの交通機関も時間にルーズで到着時間に間に合わないことが時々ありました。ロンドンの生活で一番驚いたことは、人種、国籍の多様性でした。
語学について
自身は英単語の書籍をバス乗車時に読むようにしていました。他には現地の学生と積極的に会話し、英語環境に早く慣れるように心がけていました。
しかし、イギリス人なまりの英語は理解できないときはよくありました。そういう時は理解できるまで聞き返し、理解するようにしていました。
留学を終えての感想
留学を終えてみて感じたことは二つあります。
一つ目は、現地の製作プロセスと京芸のそのやり方行が異なっているように感じたことです。現地の製作では、理論構築をとても大事にされているような気がしました。また、制作物の発表の際、パワポのスライドショーではなく、動画によって伝えるという方法が主流だったこともRCAで感じたことです。
二つ目は、今回の交換留学に参加してよかったと感じていることです。イギリスの文化に触れ、現地で暮らす人々や学生、イギリスに滞在している人と出会い、その人々の考え方や意見を聞くことができたことが本当に良かったと思います。